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セルや行・列の操作方法を知ろう!⑥

  • 2019年3月9日
  • 2019年3月15日
  • VBA
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①セルの文字列を加工する

セルに入力されている文字列を取り出して一定の規則で加工して、再び同じセルに入力する方法を紹介します。

・セルのデータの前後に文字列を追加する

特定のセルを表すRangeオブジェクトのValueプロパティでデータを取り出し、その前後に文字列を追加します。文字列の結合にはExcelの数式と同様に「&」の文字列演算子を使用します。ここではValueプロパティで取り出した値の前に「第」と後ろに「回」を設定します。

・実行結果

 

・VBAの文字列演算

Excelの数式では、文字列のデータを処理する「文字列演算子」は「&」だけですが、VBAの場合は「&」の他に「+」も使用可能です。しかし結合するデータとして数値を指定した場合は「&」の場合は文字列として結合されますが「+」の場合は数値として処理されます。

・文字列の中に別の文字列を挿入する

文字列データの先頭から指定した文字数の文字列を取り出すには「Left関数」、末尾から指定した文字数の文字列を取り出すには「Right関数」を使用します。ここでは指定した文字列の間に文字列を挿入する方法を紹介します。

・実行結果

 

・カタカナをひらがなに変換する

対象のセルに入力されているカタカナをひらがに変換します。これには各種の文字種の変換を行える「StrConv関数」を使用します。引数Conversionに、定数「vbHiragana」を指定します。また引数Conversionには、変換したい文字種に応じて「vbUpperCase」(大文字)や「vbLowerCase」(小文字)など他にも数種の定数が指定できます。

・実行結果

 

②セルや背景色を設定する

セルや背景色の設定するコードを紹介します。塗りつぶしの設定ではパターンやグラデーションなども設定可能ですが、基本的な色について紹介します。

・標準の色を設定する

セルの塗りつぶしに関する設定は、RangeオブジェクトのInteriorプロパティで取得できる、Interiorオブジェクトのプロパティとして設定します。「標準の色」の場合は、InteriorオブジェクトのColorプロパティに、色を表す数値や定数で指定できます。ここでは定数で設定する操作を紹介します。

・実行結果

 

・標準の色の指定方法

塗りつぶしの設定を表すInteriorオブジェクトだけでなく、フォントや罫線など、色を設定できる書式のオブジェクトでは、いずれもColorプロパティを設定できます。このプロパティの設定値は「RGB」と呼ばれる色の表現方法に基づいて、特定の色を1つの数値で表したものです。VBAでは「rgb」に色の英語名を足した定数が設定されており、rgbRed以外にもrgbGreen、rgbBlack、rgbBlueなど、主要な色はほとんど定数として使用できます。

③文字の書式を設定する

セルの文字の書式に関する設定を変更するコードを紹介します。文字に設定できる書式にもいろいろな種類がありますが、ここではセルのフォントとフォントサイズとフォントの色を設定する方法を紹介します。

・セルのフォントを設定する

セルの文字の書式に関する設定は、RangeオブジェクトのFontプロパティで取得できる、Fontオブジェクトのプロパティとして設定します。フォントの種類を表す「MSPゴシック」などのフォントは、FontオブジェクトのNameプロパティにフォント名を文字列で指定します。

・実行結果

 

・フォントのサイズを変更する

フォントサイズは、FontオブジェクトのSizeプロパティに、ポイント単位の数値で設定することができます。

・実行結果

 

・フォントの色を変更する

フォントの色を「標準の色」に変更する場合は、FontオブジェクトのColorプロパティで設定できます。

・実行結果

 

次のステップへ:ExcelVBA【セルや行・列の操作方法】⑦

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